足が太くなるのには、さまざまな原因があります。ここではその原因をみてみましょう。
■脂肪太り
「足全体がぼてっとして、なんだかたるんで見える」
「太ももの内側が固いけど筋肉がついている感じではない」
「膝の上に脂肪がついていて覆いかぶさっているような感じ」
「足に力を入れてみても筋肉が出ない」
このような感触があれば脂肪太りと考えましょう。
筋肉太りの原因は、脂肪分の多い食品や甘いものをとりすぎるなど過剰な摂取カロリー、慢性的な運動不足などです。
■水太り
女性の約７割がこの水太りで悩んでいるといわれます。いわゆる「むくみ」ですね。足がむくんでいるかどうかは、太ももをちょっと押してみると分かります。押したところが白くなって元に戻りにくかったり、朝になってもむくんだままだったりしたら、水太りと考えられます。
むくみとは、体細胞の間にある間質液の流れが滞り、細胞内の老廃物が排出されずに蓄積されてしまった状態のことをいいます。間質液がリンパ管に入るとリンパ液と呼ばれますが、このリンパ液は寒さやストレス、窮屈な衣類や靴の着用など外的な刺激を受けると流れが悪くなります。
女性の足がむくみやすいのは、男性に比べて足の筋肉が少なく、リンパ液の流れが悪くなりやすいためです。
■筋肉太り
筋肉っぽいけど足が硬く、力を入れても筋肉が動いているように見えないなどの特徴があります。以前、スポーツをしていたことのある人などが、このタイプの太り方をするようです。筋肉太りを解消するには、軽いエクササイズを続けて筋肉を引き締めていくのが効果的です。